あなたは知ってた?婚活で陥りがちな勘違いと、衝撃的な業界の真実

婚活のコツ
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結婚したいと思ったらまず婚活、婚活をするならまず出会いを探す。
そんなイメージがありますよね。

しかし実際のところ、それでうまくいくかといえば、まったくそんなことはない。

出会い探しから始めて挫折を何度も味わい、婚活に疲れてしまった人の話はいくらでも目や耳にしていますし、私自身も同じパターンで大失敗を経験しました。

でも実は、それってあたりまえなんです。

ここでは、出会いを斡旋・提供する婚活業者が絶対に教えてくれない事実をご紹介するとともに、そこから生まれやすい勘違いをお伝えし、ではどうしたら婚活がうまくいくのか考えてみたいと思います。

増えない婚姻率

婚活市場は、2000年から2007年までで、なんと倍の規模に成長を遂げています。

現在、日本では30代前半男性の2人に1人が独身、女性も3人に1人が独身といわれ、2000年の電通による調査では、婚活市場の規模は300億円だったものが、07年の経済産業省の調査では600億円へと成長、年々増加の一途をたどっている。

出典:30代半ば女子には参加できる婚活パーティがない? 迷走するアラサーたちの現実 – ライブドアニュース

7年間で300億円、日本人は婚活に使うお金を増やしたことになりますね。

2007年以降は、調査結果の出ている2013年までで、ほぼ横ばいとなっています。*1 しかしその後の大手結婚相談所各社の売り上げは毎年確実に伸びを見せ、市場規模は確実に膨れ上がっています。

一説には、現在の婚活市場は2000億円規模となっているとも言われるほどです。*2

しかし驚いたことに、2000年から現在までの日本の婚姻率は、確実に下がり続けています

資料:日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(最新) – ガベージニュース

つまり日本人は婚活に費やすお金を大幅に増やしてきたにもかかわらず、成果が出ているとは全く言えない状況なのです。

グラフをもう少し細かく見てみましょう。

資料:日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(最新) – ガベージニュース

2008年〜2011年に減少幅が大きくなっていますが、これは9月にリーマンショックが起こったことが原因と考えられます。

また2012年からは少し回復していますが、これは震災により人とのつながりが見直されたからであって、婚活市場の動きはほぼ関係ないと言えるでしょう。

阪神大震災、つまり1998年の後も同様に婚姻率が増加していました。2004年までのカーブが急降下しているのはそのためです。

こうしたデータから、いくらお金をかけても結婚できない日本人の姿がこのデータで浮き彫りになっています。

婚活ブームで結婚が増えないワケ

つまりみんながどんどん婚活にお金を落としているのに、結婚できている人の数は全然増えていないわけですね。

ではみんなが婚活の「どこ」にお金を落としているかと言えば、大部分は「出会い」ですよね。

ということは、 上のデータからわかることは、婚活は出会いさえ増やせばうまくいくわけじゃないということです。

さて、どうしてこんなことが起こるのか。

初めて「婚活」を提唱した、『「婚活」時代』の著者である白河桃子氏は、2009年にこんなことを書いています。

『「婚活」時代』で伝えたかった4つのこと  『「婚活」時代』を書いたときに、伝えたいことは以下の4点だった。1.自然な出会いによる結婚=実は仕組まれたシステムであったことを伝えたい
2.結婚できない=システムの崩壊や社会の変化のせいで、本人のせいではない
3.一人でも多くの女性に出産してもらいたい(産活)
=その前に横たわる結婚というハードルを越えるヒントを提示したい
4.「男が稼ぎ、女性は家事育児中心」という昭和的結婚観では結婚は難しい
=結婚するためには、女性も「稼ぎ力」が必要な時代

婚活において大切なのは「HOW TO」ではなく、結婚における「意識変換」だと思う。

出典:婚活ブームで何が起こったか?–白河桃子の「誤解された婚活」・婚活ブームを検証する 第1回(全4回) | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

白河氏が本当に伝えたかったことは、「意識変換」の部分だったんですね。

しかし今は、「婚活」という言葉が一人歩きしてしまっています。

出会いを斡旋・供給する婚活ビジネスで真っ先に多用されたせいか、出会いを増やせば結婚できるのだと多くの人が誤解するようになった。

これが、婚活ブームで婚姻率が増えなかった原因だと考えられます。

幸せな結婚に、絶対に必要なこと

しかしもちろん、結婚は生身の人間とするものです。いくら婚活にお金をかけて出会いを増やしても、条件の良い結婚は買えるわけではありません。

では、どうすれば婚活はうまくいくのか。

それは、出会いを増やす前に、白河氏の言うように「意識変換」をすることです。

出会いを斡旋する婚活業者は、必ずしもお客さまの幸せをいちばんに考えているわけではありません。

お金をもらって出会いを提供する。
あるいはとにかく結婚してもらって、売上や成婚率を上げる。

企業の利益になることというのはここまでです。

その出会いや結婚が本当に自分の幸せになるのかは、自分で考えなければいけません。

自分がどうするのが幸せなのか。
それにきちんと向き合えなければ、結局どんなにがんばっても幸せな結婚を手に入れることはできません。

婚活で成功するためには、こういった部分から結婚の「意識改革」をしていくことが必要です。

出会いを増やす前に、どんな生き方をして、どんな結婚をどんな人としたいのか、それを明確にしておかなければ、幸せな結婚を生む選択肢も見えてこないものです。

結局のところ、自分で自分を幸せにすることを考えなければ、どんな婚活をしてもうまくは行かないのですね。

まとめ

  • 婚活にかける金額と、いい結婚ができるかどうかは関係ない
  • 出会いを増やす前に、結婚の「意識改革」をして婚活に備えよう
  • 自分にとっての幸せな生き方を、真剣に考える婚活をしよう

 

*1:日本結婚相談所連盟調査結果(2013年実施)より
*2:婚活ビジネス・結婚相談所業界の市場規模は?現状と今後の動向

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